40~50代女性に起こる動悸、息切れ、胸の痛みは更年期のせい?

ごきげんよう!冬美姐さんです。

更年期の症状はほんとうに色々とありますが動悸、息切れ、胸の痛みという形で現れることも少なくありません。

冬美も急に胸が痛くなったりして「何これ?もしかしてなんかまずい病気?」と、とても心配になったことがあります。
また運動をした後でもないのに急に胸がドキドキし、激しい動悸に襲われたこともあります。

動悸、息切れする女性

卵巣の働きが悪くなり女性ホルモンが減少することと、動悸、息切れなどを起こす心臓の働きとはどんな関係があるのか探っていきましょう。

更年期の動悸や息切れ、胸の痛みの症状とは?

走ったり、階段を駆け上がったりしたときに、心臓がドキドキと激しく鼓動を打つことはよくあることです。
しかし更年期の動悸は特に何もしていなかったり読書などをしていてリラックスしている状態のときに起こるのが特徴です。

いきなり心臓がドキドキし、戸惑ったり病気では?と心配する人も多いでしょう。
一瞬、心臓が止まったような感覚になったり息ができなくなったりすることもあるようです。
めまいや耳鳴り、ホットフラッシュを併発することもあります。

ちょっと動いただけなのに息切れしてしまうのも更年期の症状のひとつです。
普段の生活と同じことをしていて何も特別なことをしていないのに突然、症状が襲ってくるのが更年期の怖いところです。

胸の痛みは人によって症状の出方もいろいろです。胸がはって痛い、針で刺されたように痛い、乳首がピリピリ痛い、左胸がチクチク傷むなど多岐にわたります。

冬美は急に心臓がドクンドクンと波打つような感覚になり息苦しくなります。その時は軽い深呼吸をして呼吸を整えていました。そして時々胸の痛みにも襲われ、特に左胸がチクチク痛むことが多いです。

まれに急に針で刺されたように激しく痛み、呼吸をするのもやっとなくらい痛むときもあります。何日か痛みが続くこともありますし日によって痛み方が違うときもあります。ほんとうに何か心臓の悪い病気じゃないかと心配したものです。

普段の何気ない生活の中で突然心臓がバクバクし始めたりすることが特徴の更年期での動悸ですがそういったことがあると日常的に不安を抱えてしまう人も少なくありません。

そのことがまた症状を悪化させたり精神的に追い込んだりといったことになるので厄介です。
心配事や疲れがたまっているときも起きやすい傾向があるので注意が必要です。

このような症状もとてもつらいものですが周りに理解してもらえずストレスを感じる人も多いです。それがまた症状の悪化に追い打ちをかけてしまいます。

大切なのは更年期によって起こる自分の体の変化をしっかりと受け止め、無理や我慢をせずゆったりと過ごすことです。

更年期の動悸、息切れ、胸の痛みの原因は?

更年期の動悸や息切れ、胸の痛みの原因は自律神経のコントロールができなくなることが大きな要因になります。
更年期の女性は女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減ります。それによって視床下部は混乱してしまいます。

閉経後、卵巣は女性ホルモンを作れなくなってしまいますが視床下部はそのことに気づかず女性ホルモンを作れと命令を出し続けます。

でも卵巣は作れなくなっているのでいくら命令されても出すことはできません。それでも視床下部は作れ作れと命令を出し続けます。

こんなに命令しているのになんで出さないんだと視床下部は戸惑い始めます。
この混乱が動悸、息切れ、胸の痛みを引き起こします。

女性ホルモンの分泌の命令を出す機能と自律神経をコントロールする部位がこの視床下部になりますので視床下部が混乱すると自律神経のコントロールにも支障をきたすわけです。

自律神経には、交感神経副交感神経があります。

交感神経・・・活動しているとき、緊張しているとき、ストレスを感じているときにはたらく
副交感神経・・・休息しているとき、リラックスしているとき、眠っているときにはたらく

心臓の動きや呼吸はこの2つの神経がオンとオフを繰り返すことで保たれています。

交感神経がはたらいているときは副交感神経はお休み。副交感神経がはたらいているときは交感神経がお休みという具合に昼間は交感神経がはたらいて活動しやすい状態にする。夜は副交感神経がはたらいて昼間の活動での疲れやダメージを回復する。

この動作を正確に休まずコントロールする自律神経によって健康を維持できているのです。

ストレスは自律神経の乱れの大きな原因のひとつですので日頃からストレスをためないようにできるだけゆるゆるとリラックスできる習慣を身に着けるようにしましょう。

更年期の動悸、息切れ、胸の痛みが起きた時の対処法

急な動悸、息切れ、胸の痛みに襲われたときは驚いて、慌ててしまいがちですがまずは気持ちを落ち着かせることです。
とにかく軽く深呼吸をします。ゆっくりと息を吸い、ゆっくりと吐き出します。息を吐く方に重点をおくイメージでゆっくり「ふーっ」と吐ききります。

冬美が動悸や胸の痛みに襲われたときはいつもこのようにしています。そうすると自然と呼吸が整い楽になっていきます。

慌ててパニックになってしまうと冷静な判断ができなくなり症状が悪化してしまう可能性もあるので普段から意識して呼吸の練習をするなどして備えておくようにしましょう。

また、今までとは違う症状が起きたときや、休んでも治まらないときなどは必ず医療機関を受診しましょう。

まとめ

急な動悸や息切れ、胸の痛みも更年期の女性が経験する症状です。

更年期を迎える年代になると女性の体はだんだん変化していきます。あまり神経質になるのもよくありませんが、どんな症状も起こりえるということは意識しておいたほうがよさそうです。

急な変化や症状もあらかじめ自分にも起こる可能性があることだと認識していればその時が来た時に慌てずにすみます。
自分の体の変化をいち早く察知できるのは、ほかでもない自分なんですから。

それでは
どうぞお元気でお過ごしください。

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