ごきげんよう!冬美姐さんです。
理由のないイライラ
些細なことでイライラ
もう何かにつけてイライライライラ…
以前に比べてイライラするようになったらそれは更年期のせいかもしれません。
冬美もずっとイライラしてました。
何でもないこと、どうでもいいこと、ほっとけばいいことなのにイライラして仕方ない…
もう自分ではコントロール不能状態。
そんな更年期のイライラの原因を探っていきましょう。
目次
更年期のイライラ3つの原因は?
原因その1 エストロゲンの減少
40台前後からは卵巣の働きが弱まってきます。すると卵巣で分泌されている女性ホルモン「エストロゲン」の量が急激に少なくなり、ホルモンバランスを大きく崩してしまいます。
でも脳は「女性ホルモンを出せ」と指令を送りますが卵巣は対応できません。するとホルモン分泌や自律神経をつかさどる脳の視床下部に不要な興奮を起こしてしまい自律神経をコントロールできなくなります。
その結果、心身に不調をきたし精神的に不安定な状態になります。
原因その2 セロトニンの減少
「セロトニン」は幸せホルモンとも呼ばれる感情を落ち着かせる物質です。このセロトニンの合成を促進するのがエストロゲンですが、エストロゲンの減少に伴いセロトニンも少なくなっていきます。
セロトニンが減少することによって感情を落ち着かせることができず更年期はイライラしやすくなります。
生理前にもエストロゲンの分泌が低下するので「生理前はイライラした」という経験がある人は多いと思いますが更年期はこのような状態が続くようなイメージです。
原因その3 ストレスの増加
ストレスは自律神経失調症の症状を起こりやすくし、更年期の症状を重くしてしまう可能性があります。
40~50代の女性は「喪失の年代」ともいわれストレスをためやすい時期でもあります。
- 若さや美しさがなくなっていく
- 生理がなくなり子供が産めなくなる
- 両親が老いていく
- 定年を迎える夫
- 大人になって独立してしまう子供
などそういった喪失感も症状には大きく影響してしまいます。
特にイライラなどの精神的な症状には心理的な要因が大きく関係していると言われています。
更年期のイライラを解消する5つの方法
1、朝日を浴びる
幸せホルモンであるセロトニンは、朝日をしっかり浴びることで活発に分泌する性質があります。
夜や眠っている間にはほとんど分泌されないので朝日を浴びることで日中にしっかり分泌させることが大切です。
また朝日を浴びることで体内時計や生活のリズムが整い良質な睡眠がとれるようになります。
2、ビタミンやミネラルを含んだ食事をとる
ストレスがある状態だと体内のビタミンCを大量に消費します。なので食事で補給するように心がけましょう。イチゴ、キウイ、ピーマン、パセリなどに多く含まれます。
他にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富な乳製品、小魚、ナッツ類、海草なども積極的に摂り入れましょう。
それ以外にも大豆製品などイソフラボンを豊富に含む食べ物もイライラを解消するには効果的です。
3、サプリメントで補う
イソフラボンが体内で変換される「エクオール」というエストロゲンに似た働きの物質には更年期を緩和する働きがあることがわかってきました。
本来、体内で生成されるエクオールですが約50%の割合で生成できない体質の人もいます。
そのためサプリを摂り入れることも効果的です。
更年期サプリには更年期の症状に効果的な成分がバランスよく配合されているので必要な栄養素を手軽に補うことができます。
4、適度な運動を取り入れリラックスするように心がける
日常生活に軽い運動を取り入れ体を動かすとよい睡眠もとれるようになるので、生活リズムも整い体の不調も軽くなります。
とにかくリラックスするように心がけることが大切です。
5、たばこは吸わない
喫煙は更年期の発症を早める恐れがあるだけでなく症状も悪化させます。たばこは百害あって一利なし!
簡単ではないかもしれませんがこれを機に禁煙してみましょう。
冬美は禁煙して8年以上になります。以前は喫煙歴20年以上、まぁまぁヘビースモーカーでした。
今となっては何であんなもの吸っていたんだろうと思うくらい煙も匂いも大嫌いになりました。たばこのない生活はとってもスッキリです。
冬美はどうやって禁煙したのか・・・はまたの機会に・・・
まとめ
こうやってみてみると更年期にイライラするのは仕方のないことなのかもしれません。
でも、イライラを家族や他人に八つ当たりしてしまい下手をすると人間関係まで壊してしまう可能性もあります。
なかなか周りには理解されにくい更年期によるイライラの症状ですがまずは自分が「あっ、このイライラは更年期かな?」と受け止めてみることが大切。
その上で解消する方法を試してみたりつらいと感じたならお医者様の手を借りたりしながら上手につきあっていくようにしましょう。
イライラしてつらいのはほかの誰でもなく自分自身なんですから。
それでは
どうぞお元気でお過ごしください。