ごきげんよう!冬美姐さんです。
更年期からアフター更年期世代は特にイライラや不安、落ちこみなどによって疲れきっている人が多いのではないでしょうか。
そんなあなたもちょっと脳の使い方や行動を変えるだけで疲れない自分になれるそうなんです。
頑張りすぎていつも疲れている・・・と遠くを見ていても何も変わりません。
頑張りすぎない自分になるためにはどのように脳を休ませたらいいのか、マインドフルネスとはどういったことなのか探っていきましょう。
脳を疲れさせる原因
脳が疲れる主な原因は過剰なストレスだといわれています。
寝不足や運動不足、暴飲暴食、スマホやPCなどがストレスを引き起こします。
このように脳にストレスがかかった時、「疲れる脳」に向かう人と「疲れない脳」でストレスを断ち切る人とに分かれます。
疲れる脳とは?
ストレス
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ストレスに気づかない
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ストレスにおびえる
↓
ダメな自分を責め自己嫌悪に
↓
ストレス
疲れる脳を持った人は一生懸命でまじめな人が多いようです。
ストレスがかかっていることすら気づかず、「どうしよう、不安だ」と絶えず考え続けるのですが当然解決できずそれがまたストレスになるという悪循環にはまってしまいます。
疲れない脳とは?
ストレス
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ストレスに気づく
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気分転換でストレス解消
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ストレスを断ち切る
「今、自分はストレスを感じている」と客観的にとらえられる人が疲れない脳の持ち主です。
何をすればストレスを解消できるのかを知っていればストレスを断ち切ることができます。
行動や習慣を変えれば脳の疲れはなくなるの?
毎日忙しい、ついつい無理をしてしまう、無理をしているつもりはないけれどいつも疲れている…
そんな人が増えているといいます。
現在の女性は仕事を持つ人も多く、家事、仕事、子育てと忙しくつい頑張りすぎてしまう人が多いといいます。
「休みたいのに休む暇がない」と感じている人にこそ心を整え、脳を休ませる「マインドフルネス」という方法をやってみてほしいと思います。
「マインドフルネス」とは、日常習慣を少し変えるだけで心が整い、脳を休めることができる方法です。心と脳の筋トレともいわれています。
マインドフルネス(mindfulness)
今この瞬間の自身の精神状態に深く意識を向けること。またそのために行われる瞑想。2010年代半ば頃からストレス軽減や集中力の向上に役立つ心的技法と見なされ、特に欧米の企業を中心に社員研修などに採り入れる動きがある。
引用元:コトバンク
脳の疲れを感じやすい人はうまくいかなかったことにストレスを感じやすい傾向にあります。
その度に「どうしよう…不安だ、不安だ」と考え続けてしまう「反芻思考(はんすうしこう)」というスパイラルに陥ってしまいます。
特に更年期世代の女性は体調がすぐれない上に毎日が忙しい人が多く、負のスパイラルに陥りやすいといえます。
まずはその負のスパイラルに陥るという思考を断ち切ることが大切になります。
そのためには行動や習慣を変えて脳を休ませることが必要になります。
1日1つ行動を変えればストレスが減る
とある研究で1日の47%が目の前のことに集中できていない状態であるという結果も出ているそうですが、これは1日の半分近くがストレスを感じる状態にあるといえます。
マインドフルネスとは「今この瞬間」に注意を向けた状態のこと。
この状態を保つことが集中力につながり、感情の変化に気づくことができます。そのことが脳疲労を回復する効果もあることがわかってきています。
マインドフルネスを続けると問題が起こってもひとつひとつ冷静に対処できるようになり、周囲の環境や感情に振り回されやすく疲れやすい人こそ効果的だといわれています。
スキマ時間を使って脳を休める方法
休みたくても休む暇がないという人に、朝起きてから夜眠るまでの空いた時間にできる方法があります。
簡単にできるマインドフルネスですのでぜひやってみてください。
1. 起床時布団の中で伸びをする
朝目覚めたら布団の中で「大の字」に伸び深呼吸をします。
これを目覚めた時にすることと習慣化すると規則正しい生活のきっかけとなり脳が喜びます。
2. 朝の出勤前に5分だけ椅子に座り呼吸を整える
椅子に腰かけて骨盤を立て床に足裏をつけて座る
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背筋を伸ばし肩を3~4回回し胸を開く
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両手を膝の上に置き目を閉じてゆったり構える
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息を鼻から吸って鼻から吐き出し呼吸することに集中する
この呼吸を1日1回5分間するだけで脳が休まります。時間がない時は1分間するだけでも効果的。
毎日継続することが大事になります。
3. 出勤時は声に出してあいさつする
相手の目を見てはっきりと「おはようございます」とあいさつしましょう。
仮に相手から返事がなくてもあなたが相手に向き合う時間に集中できたことが重要になります。
4. 仕事で嫌なことがあったら自分だけの避難場所を作る
嫌なことがあったら携帯に保存している好きな写真を眺めたりして心の落ち着きを取り戻します。
5. ランチ時は両手でコップを持ち水を飲む
コップを持った手にもう一方の手も添え丁寧に水を飲みます。
心にものを大事にする気持ちが生まれ、コップの温度や水がのどを通る感覚を味わえ気持ちがリセットできます。
6. 帰宅時の信号待ちで呼吸を整える
信号待ちの間、深くゆったりした呼吸を1回だけ丁寧にしたりゆっくり数回呼吸したりします。
呼吸により心が休まり心が整います。
7. 39度のお湯につかる
ぬるめのお湯につかりゆっくり呼吸し、心と体をゆるめます。
天然素材の入浴剤をいれたりするとより効果的です。
8. 寝る前にハンドクリームを塗る
生活の中で初めに感覚が伝わることが多いのが手になり、ストレスを感じやすい部位といえます。
手を観察しながらクリームを塗ることで心と体をいたわる気持ちが生まれます。
脳が休まる休日の過ごし方
休日こそ自分の事だけを考えれるよう工夫したいものです。
スマホの電源を切り一時的に外部とのつながりを絶てば、外部とつながらない自分だけの時間を手に入れることができ自分の事だけを考える時間が作れます。
予定も入れないようにしましょう。すると予定に振り回されない状況を作ることができ、本来やりたいことに時間が使えるようになります。
お腹がすくまでごはんを食べないことも意外と胃の休まりや集中力を感じることができ心地よさを味わうことができます。
まとめ
マインドフルネスの簡単なやり方を紹介しましたが、最新の脳科学でストレス軽減、集中力アップ、自律神経回復などの効果が実証されています。
グーグルやフェイスブックなど多くの一流企業でもマインドフルネスは取り入れられています。
マインドフルネスとは「今ここにただ集中している心のあり方」のこと。
更年期世代の女性には特に積極的に取り入れてほしいことだと思います。
それでは
どうぞお元気でお過ごしください。